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2015年6月15日 (月)

基礎的財政収支の黒字化を目標にするのは危険では?

政府は6月末にまとめる財政健全化計画で、2020年度基礎的財政収支の黒字化を目指す方針だと伝えられている。政府は基礎的財政収支の黒字化という目標を掲げるべきでないと考えますが如何ですか。これだけ経済状態が悪化している日本で、基礎的財政収支を黒字化にしようとすれば増税と歳出削減で、デフレあるいは恐慌に突入でしょう。

 

例えば、ギリシャは強烈な緊縮財政で基礎的財政収支は黒字を達成しています。しかしそのおかげでギリシャ国債は暴落し、国債の信認は完全に失われています。経済成長率もデフレが続き、成長率は2009年が-4.4%、2010年-5.45%、2011年-8.86%、2012年-6.57%、2013年-3.90%、2014年0.77%である。驚くほどの勢いで国が貧乏になっているのに、更に緊縮財政を強要され、もっと貧乏になれと言われている。基礎的財政収支黒字化はそういうものでしょう。基礎的財政収支の黒字化で日本をギリシャのようにすべきでないと考えますが如何ですか。基礎的財政収支などどうでもよくて、成長率さえ高められればそれでよいのではないですか。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは。higashiyamato1979です。「プライマリーバランス」・・・この忌まわしい考え方、否、疫病を何としても退治しなければなりませんが政府はもとより産経新聞を筆頭にメディアも冒されていて容易ではないでしょうがそれでもやるしかありません。諦めてはなりません。
 それでは決まり文句! お金が無ければ刷りなさい! 労働はロボットに!人間は貴族に!

投稿: higashiyamato1979 | 2015年6月16日 (火) 16時54分

『累積債務/GDP比の引き下げ』を上位目的と置くことに相手が同意してくれさえすれば、【上位目的を達成しうる手段を 丁寧に階層の飛び少なく演繹・ブレイクダウンしていき、トレードオフを起こしてしまわない手段の組合せを採用する】ことを提案でき、この問題解決学に基づく【提案】に相手がNoと言うのは不可能だと思います。 

先生がおっしゃるとおり、「基礎的財政収支の早期黒字化」という手段は 緊縮財政(歳出削減&増税)に繋がってGDPを下げるというトレードオフを起こしますので、問題解決学からすると不採用にすべきものです。 こんな考え方を民間でしたら、問題解決できず、イノベーションも起きず、生産性が上がりません。

アベノミクス第三の矢『成長戦略』=『経済改革』を実現したいなら、【提案】の考え方に 民間も政府も常に従うべきです。

投稿: hugoniot | 2015年8月 2日 (日) 03時08分

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